特殊勤務形態の戸惑い

6年前に勤務していたホテル会社でのお話になります。 ホテル業界では一日の勤務で2交代などが一般的だと思いますが、その会社は一日の勤務が25時間超、丸一日働く代わりに月の出勤日数が8回というホテルの中でも珍しい勤務形態になります。ハローワークより求人がでていまして、仕事内容はフロント業務(チェックイン・チェックアウト・その他フロント業務、パントリー業務)と記載がございました。

その求人を見つけたとき、一日の働く時間が長くても公休数が多いから勤務してみたいと思った点、接客業を経験していた為、その経験を活かせると思い応募致しました。 勤務の拘束時間がすごく長いので、支配人との個別面接では改めて一日の流れ・どういった仕事をやっていくのか、仮眠についてを詳しく聞きまして私自身も納得し入社致しました。 実際に勤務し、研修期間が終了し独り立ちしてフロントに立ってだんだん自分が感じていた勤務体系と、実際の勤務が相違している感じがでていきました。

1点目が、仮眠の有無です。求人表では仮眠の時間3~4時間と記載はありましたが、実際売上金担当になったとき、金額の相違や仕事が溜まってしまっていたとき、仮眠を取れる時間がなく、場合によっては仮眠なしで、25時間超勤務することもしばしばありました。体力勝負や個人の仕事のスピードによって仮眠とれる、とれないはあるので、速く仕事になれるよう努力しました。また、仮眠とれない可能性を考え、眠気覚ましの用意、前日はしっかり睡眠をとり体調を維持するというのを心がけその点を克服するようにしてきました。

2点目が、勤務時間の相違です。求人票では25時間超、面接で聞いた話では、チェックアウト業務後、残務を片付け、簡単な清掃が終わったら完了で遅くても午前中には帰宅できるとのお話でした。しかし実際は、清掃も本格的にロビーや事務所内などの清掃をフル勤務後に実施しており、帰宅できる時間も午後3時過ぎ、下手をすると4時まで勤務することもあり、合計30時間を越えることがほとんどでした。また月に1度社員会議もあり、フル勤務後にその会議の日であればそのまま参加、その後清掃なのでかなりの体力負担になりました。これは実際に働いてみないと見えてこなかった点で、非常に体力的にきつさを感じました。

3点目は残業に関してです。研修後フロント教務をこなしておりましたが、ある日支配人に呼ばれ「あなたは研修期間は済んだけど、まだ経験が浅いから残業が出た場合は残業代はちょっと考えさせてもらうのでよろしいですか?」と言われ思わず、「はい」と答えてしまいました。結果一時的にサービス残業として勤務していた時期もあります。 上記3点が、入社後実際に働いて出た相違になります。結果、体の負担増、サービス残業での勤務に納得がいかず、わずか半年で退職することになりました。 その後、転職活動をしている最中にハローワークの担当者にこのことを話すと、「その会社は離職率がかなり高いから」と言われました。

この経験をしてから、応募する際に注意していることは、勤務時間や一日の流れをしっかりと面接時に質問する点、インターネットで過去に在籍していた方のレビューを確認する、不明な点があればかならずハローワークまたは、担当者に確認を取るという点を心掛けるようになりました。ハローワークに限らず、求人サイトを調べたときも色々注意して見ていました。 求人情報と実際に勤務してからの相違というのは何かしらあるかと思いますが、今回記載しました特殊勤務形態の募集時は、考えていた点と相違してしまうと体調面などに影響が出てしまうことがあるので、入念なリサーチ、入社した方の体験談などをしっかり調べることが大事かと思います。もちろん、ネットの情報で過剰に記載している内容もあるので鵜呑みにはできませんが、なるべく色々調べて応募することが、後々の勤務の相違を防ぐ方法だと思います。