自分をどれだけアピールできるかが大切

私はこれまで数回の転職を経験していますが、その度に給料面のアップは実現できています。それだけを聞くと引き抜きやヘッドハンティングの類でも同様の結果を得ることが出来ると思われてしまいそうですが、私は全ての転職をハローワークや求人誌などを利用して行った結果として「給料アップが出来た」という経験を伝えたいと思います。

最も給料アップの割合が高かったのは、某飲食系の会社に中途採用として入社した時です。直前の会社では同じく飲食店の店長として働いていたので、給料は27万円ほどでした。良いとは言えませんがそれほど悪い金額でもなかったのですが、残念ながらFCから直営に転向することになり待遇が悪化することを理由に転職することにしました。その際、ハローワークで求人を検索していたところ飲食関係のファミレスの求人を見つけ応募しました。

私はいつもそうなのですが、仮に自分が出来ないことであっても「出来ない」とは言わないようにしています。個人的にはこれが転職面接において比較的良い結果につながっているのではないかと思います。 書類選考に際し、履歴書は特に意識することなく作成しましたが、自己PRで多少冒険することにしました。本来であれば、これまでの自分の実績や特技などをアピールするので比較的謙虚な無いようを書くことになると思いますが、その時わたしは「そう時間をかけずとも役職などをもらえるだけの実力はあります」といった感じの文言を書きました。これが良いか悪いかは別としても、存在感を与えることは大切だと思います。

書類選考の結果、無事に面接へと進むことが出来、社長自ら出向いて面接をしてくれるということになりました。後から聞いた話だと、本来はエリアマネージャーや人事担当が1~3名ほどで面接を行うのが普通で、社長は面接にはほとんど関与しないということでした。私の履歴書があまりに異常だったため、社長が興味を持って面接に出向くことになったようです。 面接場所に行くと、そこには社長をはじめ監査・常務・エリアマネージャー・店長・副店長が待ち構えていました。正直、「帰りたい・・・」と思いましたが、逆に考えるとチャンスとも思えたため意を決して面接に臨むことにしました。

面接に際し、冒頭から「○○さん、履歴書でこんなこと書いていたようだけどすごい自信ですね?」という感じの話題を振られました。やはりその部分が大きな影響力を持っていたようです。その質問に関して私は、「仮に働いてみた結果、それだけの力が無かったとしても人一倍努力をして通常よりも早いスピードで会社に貢献するつもりです。少なくともその自信はあります。」といった体の返答をしました。その他、志望動機やら自己PRやらといった通常の面接時に聞かれる内容を簡単にされた後、「そこまで自信があるのであれば、副店長代理という立場で勤務開始していただき、1か月間の結果を見て待遇を決めます」と言われました。その際、「給料の希望はありますか」とも聞かれたため、私は「30万円は欲しいです」と言いました。加えて、「1年以内に配属店舗の売り上げを増やして社内トップにするのでその場合は35万円の給料にしてください。」と言いました。よくよく考えると副店長でそれは無理な宣言だったのですが、その甲斐あってか売上最下位の店舗の店長として採用されることになりました。

全員あっけにとられていたようで言葉を失っていました。嘲笑される雰囲気もありましたが、ここで条件を作ってしまえば達成時には給料が確約されるのでしない手はないと思い撤回することなくその条件で入社しました。よくよく考えると入社できたこと自体も奇跡かも知れませんが、結果として半年で利益率1位、年間で伸び率1位を獲得し、見事に希望通りの報酬を得ることが出来ました。