採用をされたいばかりに馬鹿な嘘を吐いてしまった

私が転職する前に働いていた職場では、同じような失敗を何度もしてしまい、落ち込みました。その度に何度も謝ってすごく惨めな思いをしました。ただ仕事は少しずつやり方に慣れていって、できるようになりました。それなりの努力さえすれば仕事は慣れていくのです。

ただ仕事に慣れていくにつれて、今度は人間関係に問題がありました。どうしても許せない職員がいて、その職員と口論になってしまったことがあったのです。私も生理中でイライラしていて相手も更年期なのかイライラしていました。その時についつい余計なことを言ってしまい、口論になりました。これが原因で私は転職まで追い込まれたのです。

一度ぶつかってしまってからはどうしても関係が修復できずに、事あるごとにぶつかっていました。ほかの職員さんもだいたいがあちら側の味方をしました。仕事もそんなにできない上に入社して間もない私よりあちらにつく人が多いのは当たり前です。本当にあのころの私は世間知らずだったのだと思います。こうして私が職場内にぽつんと浮いてしまって、変な雰囲気を作ってしまいました。この状態に耐えられなくなって転職したのです。

こうした「人間関係の悪化」が理由で私は転職に至りました。就職活動も年齢が割と行っていたので、本当に困難でした。何度も落ちては面接をしてを繰り返しており、結構追いつめられていました。この追いつめられたせいでとっさに嘘をついてしまったのです。私は面接を受ける際に聞かれたことがあります。それは「以前の仕事を辞めた理由」でした。これって転職をした人には聞かれやすい質問なのです。そして私にとっては大変答えづらい質問でした。この質問に答えると私の仕事のできなさやコミュニケーション能力の下手さがバレるからです。これをごまかすために嘘をついてしまったのです。

私は以前の仕事を辞めた理由を「人に妬まれたから」ととんでもない嘘をつきました。仕事ができる上に人気のある上司と仲良くしていたせいで、他の職員に妬まれて嫌がらせをされたことにしたのです。実際は全然違うけど、絶対にバレないと思いました。私が嘘を突き通せば問題ないと思っていたのです。絶対に次こそ採用されたいという強い思いもあって、私は完全に作り話を話ました。するとその作り話を面接官の方が熱心に聞いていたのでした。

嘘はほんのちょっとの「緩み」でバレることがあります。まさか完全な作り話が私の新しい職場での生活を邪魔してしまうとは思いませんでした。新しい職場で働き始めて、面接官だった人が私の上司と聞いたときはギクリとしました。毎回その人としゃべるわけではありませんが、たまにしゃべるときに過去の職場の話に触れられてドキッとしました。話の綻びが出てこないように、しどろもどろになって話していました。ここではなんとかうまく話を合わせていたのです。

しかし飲み会のとき酔っぱらって羽目を外して、私は誤って過去の職場を辞めた真実の話を同僚にしてしまったのです。その相手が運の悪いことに上司と親しくしている人で、私が以前の職場の転職理由で嘘をついていたことがバレました。そして私が嘘をついて採用されたという噂が広まったのです。これがバレたときはたくさんの人に噂をされて、職場がまるで針の筵のような状態でした。そして一番辛かったのは上司からの信用をなくしたことです。信頼がなくなるのは本当に悲しかったです。

それからはもうひたすら仕事を一生懸命やって、真実の転職理由をただの根も葉もない噂だと信じさせました。仕事も人一倍頑張り、人間関係も壊れないように気を遣うようになりました。昔のように攻撃的な一面は隠すようにして、社会人らしい振る舞いをするように気を付けました。おかげで一時は噂になった嘘つきの汚名も今は消えました。嘘をついた後に失った信用を取り戻すことを第一に考えて働いてきたのが良かったようです。今は穏やかな気持ちで職場で働けています。